今回はKくん(MIX、10歳くらい♂)のお話です。
Kくんは、とてもステキなお名前でした。「山田くん」「佐藤さん」みたいに、苗字がお名前になっていまして、オーナーさんのお名前かな?と思いきや、それとも違う、彼だけのお名前でした。
「そんな感じだから」
…なんか、納得。もうそれを聞いてしまったら、「Kくん」以外の名前はしっくりきません。
…だけど、「Kくん」までがお名前だとどうなっちゃうのかな?
「Kくんちゃん?」??笑
そんな話でひとしきり盛り上がりました。
さてそのKくんですが、オーナー様が1年ほど前に里親さんになられたとのこと、遠い南の島から大阪へはるばるとやってきたそう。よかったね。
肝臓を患っており、余命宣告も受けているということでした…
食欲もむらがあるとのこと、普段の食事風景を教えていただいているところです。
後ろ頭がメッチャ可愛い~!萌え~ 😳
ですがそんなことは全く感じないほどに毛艶もよく、お散歩コースの確認でも休むことなくロングコースを歩き切り…
「かっこいいところを見せちゃるで!」←何弁?
そんな感じだったのでしょうか?オーナーさんも元気の良さに感心しておられました。
お留守の予定が決定しているとのことで余裕を持ってご依頼いただきました。打ち合わせを終えて、実際のお世話まで少し時間があったのですが、Kくん、お世話に入らせていただく前に旅立ってしまいました…。残念です…。
ゆっくり休んでね。
老犬介護のお仕事ではお別れが伴うことがあり非常につらい瞬間です。…だけど、出会えてよかった、オーナーさんに可愛がられて大事にしてもらい、天寿を全うできた姿をうかがい知ることができたことは私の中にも穏やかな感情を残してくれました。
こんな風に天寿を全うできる子ばかりではない現実もあります。
すべての命が穏やかな最期を迎えることができますように、私にできることはなんだろう?そんなことを考えながら過ごしていきたいと思っています。
おしてネ♪